産後の身体はとてもデリケートな状態です。
まずは、しっかりと身体を回復させることが大切です。
ハードなトレーニングや食事管理ではなく、バランスのとれた食事や、骨盤底筋群や腹直筋のトレーニング、ストレッチなどで無理なく理想の身体を目指していきましょう。
産後すぐの身体は交通事故並のダメージがあると言われるほどの状態です。
産後6~8週間は「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれ、身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間になります。身体の不調や、産前にはなかった症状などが現れることも多いため、まずは身体を休めることを優先してください。
ダイエットは、この「産褥期」を経過し、医師の許可を得てから行ってください。
まずは傷口の回復が大切です。1ヶ月間は安静にしていただき、傷口が完全に回復してからトレーニングを始めてください。
必ずかかりつけ医に相談し、トレーニングの開始時期を決めてください。
産後は身体が大きく変わり、ホルモンバランスや体調の変化などもあり、とてもデリケートな状態です。
痩せたい!はやく元の体型に戻りたい!と焦ることなくまずはかかりつけ医に相談し、許可を得てからトレーニングを行いましょう。
産後の身体や心の回復には個人差があります。
ホルモンバランスの変化や育児でのストレスなどもあるため、無理をすると体調を崩しやすく回復が遅れてしまうこともあります。
他人と比較せず、ご自身に合ったペースで、無理なくトレーニングしていきましょう。
産後は、骨盤が広がり骨盤底筋群も弱っていたり、腹筋が伸びてしまっていたりします。その状態でいきなり激しい運動を行うと、筋肉や骨盤に負担がかかってしまう可能性があります。ご自身の身体の状態に合ったトレーニングを行いましょう。
毎日試合があるプロのアスリート(ボートレーサー)は怪我はできません。そういったプロとしてのトレーニング経験を活かし、運動強度を調節しながら最適なプランを提供します。産後の女性が安全かつ効果的に目標達成できるようサポートいたします。
過度な食事制限や、ストレスフルなダイエットではなく、栄養のプロと共にバランスの取れた食事を心がけることで、心も身体も健康的に体重を減らしていくことを目指します。
家庭用の体重計では測定できない部分まで測定し、定期的にトレーニングの成果を可視化することで、ダイエットにおいて重要なモチベーションを維持することができます。
産後の体型変化や育児とダイエットの両立に不安を感じていませんか?NSCA認定パーソナルトレーナーとして、科学的根拠に基づいた安全で効果的なプログラムでサポートします。体力低下や時間の制約にも配慮し、あなたのペースで無理なく進めるようにお手伝いをします。安心して理想の体型を目指しましょう。
出産後の女性にとって体力の回復や体型の変化は大きな課題です。
ダズルでは、産後の体に優しく、日常生活での動きをサポートする「ファンクショナルトレーニング」を推奨しています。このトレーニングの最大のメリットは、負荷を自由に調整できる点です。
産後の体は個々に回復ペースが異なるため、無理なく取り組めるように負荷を細かく調整し、徐々に体力や筋力を高めていくことが可能です。また、日常生活で必要な動作を意識しながら全身をバランスよく鍛えられるため、子育て中の動作が楽になり、体の引き締め効果も期待できます。
お子様連れでトレーニングにお越しいただいても子供に目が行き届くスペースの完全個室スタイル。集中してトレーニングにも励めます。
①仰向けになり膝を立て、手を胸の前でクロスさせます。
②腹筋を使って上体を起こします。※肩甲骨が床から離れるくらいの高さでOK
③5秒キープし、ゆっくり状態を戻します。※キープ中に息を止めないように注意しましょう。
④これを10回繰り返します。ご自身に合わせた無理のない回数で行います。
①足幅を肩幅よりやや広めに開き、つま先は少し外側に向けます。※背筋は伸ばしたまま体幹をまっすぐに保ちます。
②膝を曲げてお尻を斜め後ろに突き出します。※膝がつま先を越えないように注意しましょう。
③ゆっくりと戻します。
④これを10回繰り返します。ご自身に合わせた無理のない回数で行います。
①仰向けになり膝を立て、両手は身体の横に置きリラックスした状態にします。※足幅は肩幅程度に開きます。
②肩から膝まで一直線になるように、お尻を真上に持ち上げます。※背中が反りすぎないように注意しましょう。
③30秒キープします。お腹とお尻に力が入っていることを感じましょう。
④ゆっくりと戻します。
⑤これを10回繰り返します。ご自身に合わせた無理のない回数で行いましょう。
☆肛門を締めるように力を入れることで骨盤底筋群も使うことができます。
①足は足幅に開きます。
②片方の足を前に大きく踏み出して、後ろの足が床につくギリギリまでゆっくりと身体を下げます。※前の足の膝がつま先を越えないように注意しましょう。
③前の足を使いながら上体を戻します。
④反対側も同様に行います。
⑤これを10回繰り返します。ご自身に合わせた無理のない回数で行います。
ウォーキングは腹筋を鍛え、お腹のたるみを解消したり、骨盤周りのインナーマッスルを鍛える効果があります。また脂肪燃焼も期待できます。赤ちゃんを抱っこしながらや、ベビーカーを押しながらもできるので、赤ちゃんと一緒の時間を過ごしながらでもトレーニングができます。おひとりでリフレッシュする時間にするのもとても良いトレーニング方法です。
ご自身にあった無理のないペースで以下のポイントを意識しながら行っていきましょう。
・太ももをしっかりと上げる
・背筋を伸ばす
・かかとから地面につけ、つま先で地面を押す
妊娠中は『リラキシン』というホルモンが分泌され、靭帯や筋肉が緩ませ、出産を助けます。また、出産時には赤ちゃんが産道を通るために骨盤や靱帯が緩んで広がります。このため産後は骨盤が広がっている状態になります。
多くの妊婦さんが妊娠や出産などの影響で白線が横に伸びて腹筋が左右に離れてしまう腹直筋離開になります。腹直筋離開になると腹筋が弱化するため、体幹が不安定になり日常生活や運動時にバランスを取りづらくなってしまうことがあります。
産後は女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンが急激に減少したり、育児に伴う睡眠不足やストレスなどでコルチゾールというストレスホルモンが増加することで、気分の変化や情緒の不安定さを引き起こすことがあります。その他にも産後は様々なホルモンバランスの変化があるため、激しい気持ちの浮き沈みや不眠症、肌荒れなど様々な症状を引き起こします。『産後うつ』の原因になることもあるので注意が必要です。
産後の身体は栄養が必要な時期ですので極端な食事制限は避けましょう。身体の回復の途中でもあります。怪我のリスクも上がるためハードな運動は避けて、無理のないペースでトレーニングしましょう。また、ストレスを感じるダイエットもNGです。ダイエットには心の健康もとても大切です。リラックスする時間を作ったり、ご自身が楽しめる方法で行うことが、ダイエット成功につながります。他人と比較せず、自分のペースで頑張りましょう。
ストレッチは筋肉の緊張を和らげ、身体の柔軟性を高める効果があります。出産後は身体が大きく変化し負担がかかることが多いのでストレッチをすることでリラックス効果が期待できます。また温かい湯船にゆっくり浸かると筋肉や脂肪が柔らかくなり、リンパの流れもよくなります。リラックス効果だけではなくむくみや冷え性も解消できます。